目先の得は駆け引き道具
最近、「2020年、オリンピックは東京に来ない」という旨の記事を読んだのだけど。
まあ、日々時間とやることに追われ忙しい我々一般人には、そんなこと言われても
これっぽちも響きやしないのです。だって4年後どうなっているかなんて、明日どうなるかもわからないのに、今日の夕飯何食べたいか、明日の空き時間にどんなことをして過ごそうか、その前に目の前に迫っている課題をどうクリアしようか、、1年先のことでさえ、自分一人のことでさえいっぱいいっぱいなのに、ましてや、日本がどうとか世界がどうとか、、・・・・・。
置いておいて。
話は変わるけど、誰かや何かをコントロールしたいと思ったとき、自分ならどうするだろうか。
子と親であれば。
出かけた帰り道、長い道を歩くのに途中で子どもが「もう疲れた、歩けない」と拗ねて座り込んでしまう。そんな時に親は、「頑張って歩こうよ。歩いていけたら今度ゲーム買ってあげるから」と報酬を提案する。すると子どもはそれを励みに立ち上がり、また歩き出すだろう。そして、いざゲームを買いに行ったらゲームが売り切れていた。しかたがないから注文だけし、納品を待っている間に誕生日が来た。
「ちょうどよかった、はい、誕生日プレゼント」としてゲームをプレゼントされた子ども。タイミングが悪かったせいで本来は別にもらえたはずの誕生日プレゼントと歩いた報酬は一緒になってしまったが、おめでたいことはおめでたい、本来欲しかったものももらえたので子どもは満足してしまった。
その時にはもうそれが何と言う名目でプレゼントされたのかなんかいうことは、ゲームそのものの中身が子供を夢中にさせていれば、関係無いんだろう。
上司と部下であれば。
今がんばった分だけ後から力がついてくるさ。と部下を励ます上司。実際に任せる仕事はその時の雑務ばかりで部下にとっては統一性が無い。にも関わらず時間が無い時、業務の多い時期に限って「逆境こそ成長につながる」を連発。
何か他のタイミングで部下が成功を収めた時に、「あの時がんばったからな」という上司。
物は言いようだな。
「がんばろう、ニッポン」
頑張るのはいいけど、果たしてどこを目指して頑張っているのか。
目的の無い「頑張り」は時間と体力の浪費。
有機活動もいいところだ。
今は辛いけど、4年後にはオリンピックが来るから、頑張ろう!
「オリンピックが来る」ということは報酬なのだろうか。
だとしたら、
誰かが何かを動かそうとしている。
様々な政策や増税も然りだけど
状況が想定と違ってきたので先延ばし、プラン変更。なんてこと
無いよね、日本がんばってるし。。(苦笑)