最近よくわからないのは。。

とうとう帰国についての詳細が知らされた。

それを機会に、あらためて帰国の日が近づいていると実感。協力隊としての残り時間が少ないと思うと本当に寂しいし、次のステップへの不安や焦りも感じてくる。

そんな時期にふと感じたこと。

 

足るを知るって、良いことか、悪いことか。

 

小さなことで満足できるって、とても幸せなこと。途上国に来てそれを知り、それこそが幸せということだという感想をよく耳にする。

本当にそうだ。

何をしても何を買っても食べてもどこに行ってもいつまでたっても次にやりたいことがでてくる、満たされない、欲がつきない人生に比べたら、きっと。

そして、有るもので足らせて、今目の前にあるもので満足できる人生って、幸せなんだろうなと。

 

ただ、今思うことはやっぱり私は物があった方が幸せなんじゃないかと。色んなものを買えて色んなものを食べられて色んな所に旅行できた方が、豊かっていうんじゃないかと。

 

 

先週ラパスの記念日があった。ラパスの人はラパス愛が強い。ラパスはシウダ・マラビリョーサというスローガンのもと、テレフェリコやインフラ整備が進んでるが、周辺国の首都と比べるとやっぱりまだまだである。

あるボリビア人が、言っていた。

 

ラパス・マラビリョーサっていうけど

これのどこがマラビリョーサなんだよ。と。

 

私も納得した。

だってこれがマラビリョーサだったら世界中ほとんどマラビリョーサかそれ以上だわ。

 

自分の故郷を愛することはとてもいいこと。しかし、

それが本当にそうなのか、相対的に見られる人がラパスにはまだまだ少ない。

外からの情報が入ってこないからだ、というか、そういうスローガンのもと、自分たちの町が一番って刷り込み?しちゃってて、それが外を知ろうとしない原因にもなっちゃうんじゃないかとも思う。

 

ボリビア人は、相対的に自分の立場をみて正確に評価できる人が本当にいない。

自分の絶対価値観のみで生きている。

 

それはある意味幸せなことだとは思うけど、

ある程度まわりが見られるようにならなきゃ、基礎的な部分もなかなか育たないってこと✋

 

ナンバーワンよりオンリーワンって問題でもなくて、オンリーワン目指すならまずはナンバーワンの計り方ぐらい知っとこうよって話✋